<五輪スケート>高木菜が金で初代女王に マススタート

<五輪スケート>高木菜が金で初代女王に マススタート

平昌冬季五輪は第16日の24日、スピードスケート女子マススタートの決勝が行われ、女子団体追い抜き優勝メンバーの高木菜那(日本電産サンキョー)が金メダルを獲得し、初代女王に輝いた。日本のメダルは12個(金4、銀5、銅3)で、スピードスケートでは、今大会6個目になった。

【写真特集】日の丸を掲げる笑顔の高木菜那を別カットで

2位は金ボルム(韓国)、3位はイレーネ・スハウテン(オランダ)だった。

マススタートは今大会から行われるようになった新種目。出場選手(12人、決勝は16人)が一斉にスタートし、順位は得点制で上位8名までが決勝に進める。レースはリンクを16周し、まずは4、8、12周目の通過時の上位3人が得点(1位5点、2位3点、3位1点)をもらえ、ゴールでは1位60点、2位40点、3位20点とビッグポイントが与えられる。このため、上位3人は見た目の順位と同じになるが、4位以降は中間ポイントの得点順になり、ゴールした着順が下でも、得点が多い選手の方が上位になる。

また、一つの国・地域から最大2人が出場可能で、チームメートを風よけにしながら力をため、最後に勝負をしかけるなど、チームとしての戦略も大事になる。